宵越しの金は持たない。

価値について考えることが増えている。

価値のある仕事。価値のある人生。価値のある人間。価値のある動物。価値のある絵。

など、エトセトラ、エトセトラ。

逆にかんがえてみる。

価値のない仕事。価値のない人生。価値のない人間。価値のない動物。価値のない絵。

など、エトセトラ、エトセトラ。

なにを基準として、価値がある、ないを判断するのだろう。

今の社会では、お金なんだろうか?と思う。

お金を儲けれる仕事。お金を儲ける人生。お金を儲ける人間。お金儲けになる動物。お金になる絵。

生きることに、価値があるから生きる。価値がないから生きない。ってことはないだろう。

生きることじたいに意味があるのであって、それを他の人間が判断することじゃない。

お金持ちは、お金に心を縛られる。権力者は、権力に心を縛られる。有名人は有名でありたいということに心を縛られる。

江戸の町人は物に縛られたくなかったんだろうな。

宵越しの金は持たねえ。こちとら、江戸っ子でえ。


赤い月ウサギの涙

日記

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